2019年5月22日水曜日

新しいサイトの立ち上げと紹介

 私が言うまでもなく、このブログサイトの投稿が久しく滞っています。神社仏閣のいわく因縁を調べたりするのが大変なことがもっとも大きな理由です。それらに鑑み、新たに写真主体のウェブサイトを立ち上げました。いずれは、そちらに統合するつもりですが、当面は、このサイトは残しておきます。これからは、下記サイトへのアクセスをお願いします。
 ・神社、お寺に行きました

2017年3月25日土曜日

西琳寺(伊豆長岡・古奈地区、2017年3月7日)

 今月、23日で伊豆の長岡(古奈)温泉に旅行した。その際、宿泊したところの近くに西琳寺という真宗(大谷派)のお寺があったので、お参りした。
 西琳寺は、入り口の看板の説明に弘仁元年(810年)弘法大師の開山だとある。のち、文明10年(1478年)に真言宗から真宗に改宗したらしい。
 ご本尊は弘法大師が彫ったとされる弥勒菩薩。高さ3メートル(1丈)で背後の山の中腹にある弥勒堂に納められている。今回は江川邸に行く都合もあり、余り時間が取れなかったので、お参りしなかった。
 現在の本堂は明治初年完成のものである。山門の額には弥勒菩薩に由来し、弥勒山とある。



 西琳寺のホームページは見つからなかった。何故か、伊豆の国市観光協会でも紹介されていない。
真宗大谷派岡崎教区ホームページ

1年3ヵ月の神社仏閣参拝(見学)実績

 昨年、意気込んでこのブログを始めたのだが、些事にかまけて、1月の鎌倉での神社参拝しかアップロードできなかった。今年も初詣の鶴岡八幡宮しかアップしていない。これでは情けない。もっとアップしようと反省している。
 昨年の1月からこれまでの寺社の参拝(見学)を整理してみた。
2016
1
鎌倉/鶴岡八幡宮(2回)、白旗神社(2回)、八雲神社、浄智寺、長谷寺
河津/川津来宮神社、河津八幡神社、見高神社、真乗禅寺
2月
横浜/富岡八幡宮
蒲郡・竹島/宇賀神社、八百富神社、八大龍神社
豊川/豊川稲荷
4月
横須賀/久里浜天神
6月
新潟/白山神社
9月
仙台/瑞鳳寺、山形/立石寺
秩父/秩父神社、長瀞/宝登山神社、熊谷/聖天山歓喜院
11月
二本松/二本松神社、安達町/古峰神社
12月
上野/五條天神社、東照宮、護国院

 尚、神社については神社庁がホームページに御祭神などをまとめているので、これからは参照したい(もちろん、各神社のホームページも参照する)
 お寺についても、できるだけ個々のホームページを参照し、アップロードの負荷を減らしたい。

2017年1月2日月曜日

2017年初詣・鶴岡八幡宮(鎌倉、2017年1月1日)

 毎年の事だが、初詣は鎌倉の鶴岡八幡宮と決めている。神奈川に引っ越してきて約35年。川崎大師、明治神宮、弘明寺、寒川神社に、それぞれ1回ずつお詣りした事があるが、それ以外はすべて鶴岡八幡宮である。
 今年の元旦は先負」であったので、昼前に八幡宮に着き、午後になってお詣りするという作戦に出た。着いたのが12時10分前。当然、待たされる事は織り込み済み。しかし、今年はここ数年になく人が多く、約50分くらい並ばされた。いつもよりも遅い時間帯というせいもあるのかも知れないし、純粋にお詣りに来る人が増えたのかも知れないが、妻は風邪が完全には治っていないので参ってしまったらしい。と、いっても体調が悪くなった、という分けではないのだが、もう来年からはこんな思いはしたくないと言う。以前にも書いたが、八幡宮にお詣りした後には、必ず実朝、頼朝が祀られている白旗神社にお詣りする。今から来年の事を言うと鬼が笑うかも知れないが、来年は白旗神社にだけお詣りしようという事になった。
 話しは変わるが、朝日新聞朝刊湘南版に「神奈川の記憶」という連載がある。昨年の12月30日は『民俗学から見た「正月」』と題して、神奈川大学の佐野賢治教授が初詣について以下のように説明している。
 ”新年を迎えると近くの氏神様に初詣し、あいさつ回りに歩いた。(中略)縁日でない正月に参拝する初詣は、鉄道の整備で普及した<新しい伝統>で、宗教色が薄いというが、(後略)”
 つまり、初詣とは本来は氏神様にお詣りするもので、遠くの縁日でもない神社やお寺にお詣りするのは、伝統的な事柄ではないというのだ。
 この記事を読んでいたので、鎌倉の神社ではなく、自宅近くの白◯神社で良いのではないかと言う事も話したのだが、結局、白旗神社、という事に落ち着いた次第である。

2016年3月13日日曜日

島田裕巳著「なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか」


 散歩や旅行するたびに寺社を訪れているので、標題に興味を惹かれた。
 この本は、副題にもあるように八幡信仰だけではなく、天神、稲荷、伊勢、出雲、春日、熊野、祇園、諏訪、白山、住吉の11神社について書かれている。
 私は、毎年、鶴岡八幡宮に初詣しているが、日本でいちばん多いとは知らなかった。
 この本には「全国神社祭祀祭礼総合調査」に基づいた神社ごとの数が記載されている。それに依れば、
1位:八幡 7817社、2位:伊勢 4425社、3位:天神 3953社、4位:稲荷 2970社、5位:熊野 2693社
6位:諏訪 2616社、7位:祇園 2299社、8位:白山 1893社、9位:日吉 1724社、10位:山神 1571社
らしい。
 ところで、”なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか”。
 日本の神々には3種類の出自があるという。
 一つは、神話に根ざした神々。「古事記」や「日本書紀」に登場する神々である
 一つは、記紀神話には登場せず、歴史が信仰するなかで、新たに祀られるようになった神々。渡来人が祀るようになった外来の神、突然出現した神々である
 一つは、人を神として祀ったものである。天皇や軍人や祀ったものなどがある
 八幡神は日本神話の中に全く登場しない。八幡のことが最初に文献に登場するのは天平9年(737年)。「続日本紀」に書かれているらしい。
 八幡信仰が広がったのは、応神天皇と習合したことが大きくものをいった。それによって八幡神は天照大御神に次ぐ皇祖神として位置づけられるようになったからとある。さらに藤原広嗣の反乱を起こしたときの宇佐八幡宮への戦勝祈願、大仏建立のときの(宇佐から)上京(手向山八幡宮の創建)で決定的になったようである。
 この本は決して読みやすい本ではない。出てくる神々の名前が難しく、頭に入らないからである。できるならば、手元において何度も読む直すのが望ましいだろう。

2016年2月3日水曜日

白旗神社(鎌倉、2016年1月15日)

 私にとっては当たり前の話だが、この日は八幡宮にはお参りせず、白旗神社のみお参りした。人も元日ほど多くなかったので、ゆっくり写真を撮った。

鶴岡八幡宮(鎌倉、2016年1月15日)

 今年の初詣でお守りを受け損なったので、大安の15日にあらためて八幡宮を訪れ、お守りを受けました(800円也)。この日は左義長(地方によりどんと焼きなどとも言う)であったが、朝早くの行事であるので、既に終わっていた。しかし、そのせいかしらないが、平日の割にはいつになく人が出ていたような気がした。数枚写真を撮ってから長谷寺に蝋梅見物に行った。